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三浦院長

4月から病院長を拝命した三浦です。
 1938年に結核療養所富山県立古里保養院として開院した当院はその後幾多の変遷を経て、現在は143病院を有する全国最大規模のネットワークを持つ病院機構独立行政法人国立病院機構の一員として歩みを続けています。
今も富山県における結核の最終拠点病院である事に変わりはありませんが新しい呼吸器内科医の活躍により最近は特に入院数が減少してきた結核以外の呼吸器疾患を扱う機会も増えてきています。 また170病床を占める重症心身障害児(者)の診療・療育が、より一層大きな病院の柱となってきています。
また新築された第一病棟には、心や身体の問題などで自宅からの通学が難しい高校生までの小児が隣接する県立ふるさと支援学校の教育を受けながら療養しています。
医師、看護師、児童指導員 他多くの職種の活躍により、心に問題を持った子供たちが病棟で本来の自分を取り戻していく姿を目の当たりする時、大きな感動を覚えます。 またその性格上小児科医が多く勤務することも特色を生かし、平日の並びに土曜日の22時までは必ず小児科医師が急病の小児診る体制をとっています。

 全国的な病院病床削減の流れもあり、最近の病院経営を取り巻く環境はますます厳しさを増し、障害者医療・慢性期医療もその例外ではなくなってきました。 重症心身障害児(者)を守る会の「最も弱い人が安心して生きられる社会は、すべての人にとって幸せな社会である」という言葉のように、病める人に対する“やさしさ”を決して失わず、 今後、特に神経難病にも力点を置いて、さらなる経営努力も重ね、国立病院機構富山病院は前を向いて進みたいと考えます。

 平成28年に完成した新病棟に続き、本年秋には外来・管理棟も竣工予定で、新しい国立病院機構富山病院が富山市婦中町の小高い丘の上にその全容を現す日も近づいています。 今後ともよろしくお願い申し上げます。